[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

2006年(平成18年)東京大学前期-数学(理科)[2]

2021.02.02記

[解答]
(2) 例えば ×○○×××○××○○○××(実際には考えない)という状態を (1,2,3,1,2,3,2) のように表現する.

(1,n)(2,n)(1,k,1,n-k)1\leqq k\leqq n-1)の n+1 通りを考えて
求める確率は
P_n=p^{n-1}(1-p)+p^{n}(1-p)+(n-1)p^{n-2}(1-p)^3=p^{n-2}(1-p)\{p+p^2+(n-1)(1-p)^2\}

となる.よって (1) は P_2=(1-p)(2p^2-p+1) となる.