[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1959-03-01から1ヶ月間の記事一覧

1959年(昭和34年)東京大学数学旧課程幾何[3]

[] 直方体の頂点を図のように ,,,,,,, とし辺の長さを ,, とする.(i) 対角線 が平面 と交わる点を とするとき, を求めよ.(ii) 四面体 の体積を求めよ.Fig 2019.04.03記旧課程の出題は解析I[1]:新課程数I代数[1] 解析I[2]:新課程数II[2] 解析I[3…

1959年(昭和34年)東京大学数学新課程数I幾何[2](旧課程幾何[2])

[] の内部に をとり,その三辺 ,, はそれぞれ の三辺 ,, に平行で,対応する辺の間の距離はいずれも であるとする. の周が の周の であるとき, を ,, で表わせ.ただし ,, とする.2019.04.03記解説: とは相似であり周の長さが半分となることから…

1959年(昭和34年)東京大学数学新課程数III[1](旧課程解析II[2])

[5] , を実の定数とするとき,定積分 を求めよ.また を最小にする , の値を定めよ.旧課程には ただし を定数とするとき, である.という但し書きがあった。2019.04.03記解説: 符号関数を用いてとかけるので、フーリエ級数展開の理論を用いると、 ,とな…

1959年(昭和34年)東京大学数学新課程数II[2](旧課程解析I[2])

は実の定数で, である.このとき, を任意の正の数とすれば に関する二次方程式 は虚根をもつ.それらを ( は実数で )とすれば, が正の範囲を動くとき点 はどのような曲線をえがくか.それを図示せよ.2019.04.03記解説: とする。 であるから, より, は…