[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年(平成31年)九州大学前期-数学III[1]

2024.10.04記(23:52:56) [1] を自然数とする. がすべての実数を動くとき,定積分 の最小値を とおく.極限値 を求めよ.本問のテーマ 2次元連続データの回帰直線 2次元連続データの回帰直線については 連続2次元データの回帰直線 - 球面倶楽部 零八式 mark …

2019年(平成31年)九州大学理系数学[5]

2019.2.28記 を複素数、を純虚数でない複素数とし、を虚数単位とする。複素数平面において、点が虚軸全体を動くとき、 で定まる点の軌跡をとする。次の3条件が満たされているとする。(ア)のときにとなり)のときにとなる。(イ)は単位円の周に含まれる。(ウ)点…

2019年(平成31年)東北大学理系数学[4]

実数を係数にもつ整式をで割った余りとして得られる整式をと表す。(1)をそれぞれ求めよ。(2) 整式に対して、次の等式が成り立つことを示せ。 (3) 実数に対して、次の等式が成り立つことを示せ。 (4) 次の等式を満たす実数の組をすべて求めよ。 剰余環 は複素…

2019年(平成31年)大阪大学-数学(理系)[4]

[4] 下の図は、から始めて分数の左下に分数,右下に分数を配置するという規則でできた樹形図の一部である.このとき以下の問いに答えよ.(1) この樹形図に現れる分数はすべて既約分数であることを示せ.ただし整数は既約分数とみなす.(2) すべての正の有理…