[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1913-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1913年(大正2年)東京帝國大學醫科大學藥學科(數學なし)

[物理學] (1) 學術用天秤ノ構造ト其使用トヲ記述スベシ(若シ又與ヘラレタル天秤ノ兩腕同長ナラザルトキハ如何ニシテ正確ナル秤量ヲ行ナフヤ但シ正確ナル琺瑪ヲ所持スルモノトス) (2) ゔおるためーたー(Voltameter)トゔおるとめーたー(Voltmeter)トノ區別如何…

1913年(大正2年)東京帝國大學農科大學附屬農業教員養成所-數學

2020.10.31記 (3時間)【算術】[1] 容積九萬七千參百參拾六立方尺なる正立方體あり、一面の對角線の長さを厘位まで算出すべし. 但直角三角形の直角を挾める二邊の各の自乗の和は斜邊の自乗に等し【代数】[2] 次の聯立方程式を解け ,,[3] 等差級數の第五…

1913年(大正2年)東京帝國大學農科大學實科-數學

2020.10.31記 【幾何學及三角法】(二時間)[1] 高サガ底面ノ直徑ニ等シキ圓錐體アリ,底面ノ周圍二尺二寸ナルトキハ其體積幾何ナリヤ.但シ トシテ計算スベシ.[2] 次ノ方程式ヲ解ケ .[3] 山上ニ高サ三十尺ノ塔アリ,塔頂ノ仰角ヲ測リ四十五度ヲ得,夫レヨ…

1913年(大正2年)東京帝國大學工科大學-和文英譯[5]

(a) 君は一体何科を志望したのだ。 (b) 競争試験はどうも閉口だねー。 (c) 試験後の休暇はどうして暮す積りか。 (d) T.Y.K式無線電話は昨年来東京横浜間で試験中であったが距離四十哩以内ならば大丈夫だったと云ふことが分かったので公衆用に供することにな…

1913年(大正2年)東京帝國大學工科大學-數學[4]

[4] A man climbs a mountain. His rate of climbing. if measured vertically, is shaku per second; where is his vertical elevation at an instant and the vertical height of the summit, both measured in shaku from his starting point. Supposing …

1913年(大正2年)東京帝國大學工科大學-數學[3]

[3] Evaluate where is an integer. [3] が整数のとき を求めよ.2019.03.07記 [解答] のとき のとき である.

1913年(大正2年)東京帝國大學工科大學-化實[2]

How are the following compound prepared ? Give their chief properties.a. nitrogen monoxide (NO)b. sodium peroxide (NaO) 2019.04.09記 以下の化合物はどのように調合されますか?主な性質を与えなさい。a. 一酸化窒素 (NO)b. 過酸化ナトリウム (NaO) …

1913年(大正2年)東京帝國大學工科大學-物理學[1]

[1](物理學)Give brief explanations of the following terms : --- a. refrective index. b. mechanical equivalent of heat. c. electric resistance. 2025.01.05記a. 「屈折率」は,光が媒質中を進む速さで真空中での速さを割って得られる物理量であり…

1913年(大正2年)東京帝國大學工科大學(數學2問)

[1](物理學)Give brief explanations of the following terms : --- a. refrective index. b. mechanical equivalent of heat. c. electric resistance.[2](化學實驗)How are the following compound prepared ? Give their chief properties. a. nitrog…

1913年(大正2年)東京帝國大學理科大學物理科-物理學

[1] 複屈折(double reflection) ニ於ケル常光線(ordinary ray)ト異常光線(extraordinary ray)トノ性質ヲ述ベヨ。[2] 電磁波(electromagnetic wave)ハ如何ナル波カ。[3] 陰極線(Cathoderay)ノ性質ヲ記セ。[4]ノ速度デ飛デ居ル温度ノ、ノ鉛彈丸ガノ氷多量中ニ…

1913年(大正2年)東京帝國大學理科大學物理科-數學[4]

[4] ハ約幾桁ノ數ナルカ. 2019.03.07記 普通の問題. [解答] である. 及び から だから となるので真ん中をとって約3億3千万桁の数となる.というのが粗い評価.もう少し頑張って を求めると次のようになる. [別解] から となり となるので となる.よっ…

1913年(大正2年)東京帝國大學理科大學物理科-力學[3]

[3](力學)變位(displacement) デ表ハサレタル運動ノ性質ヲ調ベヨ.但シ ハ正ノ常數(positive constants), ハ時間(time).2019.03.07記 物理的な話。どこまで説明すれば良いか謎。 [解答] とおくと,与えられた式から となり が成立するので運動方程…

1913年(大正2年)東京帝國大學理科大學物理科-力學[2]

[2](力學)一樣ナ球ノ直徑ノ周リノ慣性能率(moment of inertia)ヲ積分ヲ使ツテ出セ.2019.03.07記慣性能率は慣性モーメントのこと。球の半径をとし、質量をとすると。参考にした文献の解答も極座標で積分。mathtrain.jp

1913年(大正2年)東京帝國大學理科大學物理科-數學[1]

[1] ヲ作リ,ソレガ ノ形ニナル條件を書ケ.2019.03.07記 問題文は文献によってはヲ作リ,ソレガノ形ニナル條件を書ケ.となっているが、それは問題としておかしい。 [解答] であるから,求める必要十分条件は である.

1913年(大正2年)東京帝國大學理科大學物理科-數學(數學2問,力學2問)

[1] ヲ作リ,ソレガ ノ形ニナル條件を書ケ.[2](力學)一樣ナ球ノ直徑ノ周リノ慣性能率(moment of inertia)ヲ積分ヲ使ツテ出セ.[3](力學)變位(displacement) デ表ハサレタル運動ノ性質ヲ調ベヨ.但シ ハ正ノ常數(positive constants), ハ時間(ti…