2024.03.21記
[3] 平面上に,点 ,, (ただし ) をとる.点 , を通る直線を とし,点 を通り線分 に垂直な直線を とする.さらに,点 を通り 軸に平行な直線と直線 との交点を とし,点 を通り 軸に平行な直線と直線 との交点を とする. 以下, に対して, 点 を通り 軸に平行な直線と直線 との交点を ,点 を通り 軸に平行な直線と直線 との交点を とする.
(1) 点 , の座標を求めよ.
(2) の面積 を求めよ.
(3) を求めよ.
本問のテーマ
ピタゴラスの定理の2023年に示された新証明
2024.03.21記
2024年(令和6年)立命館大学2月2日-理系数学[2]
2024年(令和6年)立命館大学2月2日-理系数学[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
と同じく、ピタゴラスの定理の2023年に示された新証明
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を説明した問題である.
とおくと,(3) と同様にして
が成立するので,直線 と の交点を とおくと,(3)から
となり,先程の式から
となるので,
が成立する.よって
が成立する,つまりピタゴラスの定理が成り立つ.