[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

2016-01-01から1年間の記事一覧

2016年(令和28年)滋賀医科大学-数学[2]

2023.12.03記 [2] 分母が奇数,分子が整数の分数で表せる有理数を「控えめな有理数」と呼ぶことにする.例えば , はそれぞれ , と表せるから,ともに控えめな有理数である. 個以上の有理数の控えめな有理数 ,, に対して,集合 を, と定める.例えば は…

2016年(平成28年)京都府立大学生命環境(環境・情報)-数学[1]

2022.10.12記 [1] , を正の無理数とする.2つの集合 を , で定める.集合 を との共通部分とする.集合 を と の和集合とする. のとき以下の問いに答えよ.ただし,実数 に対して,を超えない最大の整数を と表す.(1) は空集合となることを示せ.(2) の…

2016年(平成28年)お茶の水女子大学前期理学部-数学[1]

2023.02.01記 [1] を正の実数とする.(1) 平面上の点 は , の範囲を動くものとする.このとき, の最小値を求めよ.(2) 空間上の点 は , の範囲を動くものとする.このとき の最小値を求めよ.本問のテーマ シャノンエントロピー 2023.02.01記 とおき, ,…

2016年(平成28年)東京大学-数学(文科)[4]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(文科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2021.03.23記 [解答](1) を0以上の整数として,,,, となる.(2) を4で割った余りは, を4で割った余りに等しい.,, により であるから, は周期2の数列となる.よって を0…

2016年(平成28年)東京大学-数学(文科)[3]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(文科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR [3] 座標平面上の2つの放物線 , が点 で接している.ここで, と は実数である.さらに を正の実数とし,放物線 を 軸の正の向きに , 軸の正の向きに だけ平行移動して得られ…

2016年(平成28年)東京大学-数学(文科)[2]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(文科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2021.03.23記 2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[2] に小問を追加したもの. [解答](1) 4,5試合目でAが連勝するので,3試合目は控えにいなければならない.よって2試合目に…

2016年(平成28年)東京大学-数学(文科)[1]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(文科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2020.09.26記 普通に , , を計算して図示すれば良いが, 1998年(平成10年)東京大学前期-数学(文科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR と同じように考えると, [解答]平面…

2016年(平成28年)東京大学-数学(文科)

2020.09.30記 2016年(平成28年)東京大学-数学(文科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2016年(平成28年)東京大学-数学(文科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2016年(平成28年)東京大学-数学(文科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2016年(平…

2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[6]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(理科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2021.03.23記 [解答]図形は 軸に関して回転対称であるから, 平面との交わりについて考える. とおくと であるから, となる. により であるから, となるので,求める体積を …

2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[5]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(理科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2021.03.22記 と の差が1よりも小さいということになっている.ここで の近似式を思い出せば となるので, とおき, とおくと となり, から という近似式が登場する. [解答](…

2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[4]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(理科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR [4] を複素数とする.複素数平面上の3点 ,, が鋭角三角形をなすような の範囲を求め,図示せよ.2020.09.26記 鋭角3角形になる条件は 1998年(平成10年)東京大学前期-数学(文…

2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[3]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(理科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2021.03.22記 [解答]分点の公式より , , であるから, を底辺とみて となる. により,の増減表は次表. … … よって は のとき最小値 をとる. は真面目に計算したが結構面倒…

2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[2]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(理科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2021.03.22記 巴戦の確率始めてみたのは数セミだったかな。かなり昔の話。次の解法は良く知られている.1試合目で勝った人が優勝する確率を ,1試合目で負けた人が優勝する確率…

2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[1]

問題:2016年(平成28年)東京大学-数学(理科) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 面積で評価(2021.01.31).2021.01.27記 1942年(昭和17年)東京帝國大學(秋入学)農學部-數學[1] では, が単調増加, が単調減少であることを示している.ならば はどうか?とい…

2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)

2020.09.30記 2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2016年(平成28年)東京大学-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 2016年(平…