[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1996-01-01から1年間の記事一覧

1996年(平成8年)早稲田大学理工学部-数学[5]

2023.02.01記 [5] 図の曲線 は における関数 のグラフである.ただし, は定数とし,, とする.さらに, 上の各店 における接線と 軸の交点を とするとき, であるとする.図はそのうち(1) を と を用いて表せ. 上を動く点 が, および をみたすとする. …

1996年(平成8年)東京大学後期-数学

2024.01.15記 [1] を正の整数とし, 個のボールを つの箱に分けて入れる問題を考える.ただし, 個のボールも入らない箱があってもよいものとする.以下に述べる つの場合について,それぞれ相異なる入れ方の総数を求めたい.(1) から まで異なる番号のつい…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(文科)[4]

2024.01.14記 [4] 空間において,点 を ,点 を とする.線分 を 軸のまわりに 回転して得られる曲面と平面 および 平面で囲まれる部分の体積を とおく. が実数全体を動くときの の最小値およびそれを与える の値を求めよ.2021.01.20記 文系でも が使える…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(文科)[3]

2024.01.14記 [3] 平面上の点 に対し,正方形 を連立不等式 , の表す領域として定め,原点と の点との距離の最小値を とする.点 を中心とする半径 の円周上を が動くとき, の最大値を求めよ.2021.01.20記 [解答] を最小にする点は の 座標が 以上のとき…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(文科)[2]

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR と同じ

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(文科)[1]

2024.01.14記 [1] を実数とする.行列 が を満たすような実数 , を求めよ. ただし,, とする.2020.09.25記 [大人の解答] と複素数 は1対1対応し,このとき ,つまり を満たすような実数 , を求めれば良い.(i) のとき,右辺は正または0であるから, の2…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(文科)

2024.01.14記 [1] を実数とする.行列 が を満たすような実数 , を求めよ. ただし,, とする.[2] ,,, を正の数とする.不等式 を同時に満たす正の数 , があるとき, 次方程式 は の範囲に異なる つの実数解をもつことを示せ.[3] 平面上の点 に対し…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[6]

2024.01.14記 [6] , を正の数とし, 平面において,だ円 と領域 を考える.(1) が に含まれるような点 の範囲を求め, 平面上に図示せよ.(2) 点 が(1)で求めた範囲を動くとき,だ円 の面積の最大値を求めよ.2021.01.20記 [解答] (1) 楕円上の点 が任意の …

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[5]

2024.01.14記 [5] 空間内の円柱 , を側面とする容器に,水面が と一致するように の部分に水がはいっている. に対して定義された連続な関数 で , をみたすものを考える. 平面内の不等式 , で表される領域を 軸のまわりに 回転してできる回転体を毎秒 の…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[4]

2024.01.14記 [4] つのサイコロを続けて投げて,それによって (,,…)を以下のように定める.出た目の数を順に ,,… とするとき, を満たすすべての整数 に対し ならば それ以外のとき とおく.ただし, とする.(1) の期待値を とするとき,を求めよ.(2…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[3]

2024.01.14記 [3] 空間内の点 を中心とする一辺の長さが の立方体の頂点を ,,…,とする.また, を中心とする半径 の球面を とする.(1) 上のすべての点から ,,…, のうち少なくとも1点が見えるための必要十分条件を とで表せ.(2) 上のすべての点から …

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[2]

2020.09.29記 [2] ,,, を正の数とする.不等式 を同時にみたす正の数 , があるとき,2 次方程式 は の範囲に異なる2 つの実数解をもつことを示せ.本問のテーマ Perron-Frobenius の定理 Hawkins-Simon の条件 産業連関分析のレオンチェフ逆行列 2024.01…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[1]

2024.01.14記 [1] 平面において,行列 で表される1次変換を とし,点 を中心とする半径 の円を とする. による の像が直線 に接し,かつ領域 に含まれるような 全体のなす図形を 平面上に図示せよ.本問のテーマ 双曲線と離心率 2021.01.20記 [解答] 複素平…

1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)

2024.01.14記 [1] 平面において,行列 で表される1次変換を とし,点 を中心とする半径 の円を とする. による の像が直線 に接し,かつ領域 に含まれるような 全体のなす図形を 平面上に図示せよ.[2] ,,, を正の数とする.不等式 を同時に満たす正の数…