[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1922-02-01から1ヶ月間の記事一覧

1922年(大正11年)東京帝國大學工學部-化學

[1] 窒素、水素及アンモニアよりなる混合氣體あり、これを分離採取する方法如何。[2] 硫酸銅一モルをとかせる水溶液に銅を陰極とし鉛を陽極として電氣分解をなせば如何なる現象を生ずるか。[3] 石炭タールよりアニリンを得る方法如何。[4] 次の示性式にて示…

1922年(大正11年)東京帝國大學工學部物理學

[1] 水分を多量に含む岩石あり、その一立方米は2200瓩の重量を有す。その中、岩石のみは1800瓩、水分のみは400瓩なり。今直經10米高さ15米なる岩石圓柱を攝氏10度より零下15度まで低下せしむるには幾許の熱量を抽出すべきか。(但し比熱は、岩石0.2,水1,氷…

1922年(大正11年)東京帝國大學理學部化學(物理科、化學科)

[1] 沃化カリウムの水溶液に鹽素ガスを長く通ずるとき順次如何なる現象を呈し如何なる化學變化を起すか。[2] 二酸化マンガンを空氣中にて苛性カリと共に溶融するときは何を生ずるか又其生成物を水に溶解し稀釋するときは如何なる變化を生ずるか各反應式を示…

1922年(大正11年)東京帝國大學理學部物理學(物理科、化學科)

下ノ五題ノウチ四題ヲ選ビ答ヘヨ[1] Carnot's cycle ノ efficiency ヲ求メヨ。[2] Nicol's prism ノ構造ト其働キヲ説明セヨ。[3] 螢光及燐光ニ就テ知ル所ヲ記セ。[4] 次ノ量ノ實用單位ノ名稱ヲ記セ。 a) 磁場ノ強サ b) 電氣容量 c) 自己感應[5] 次ノ連結ニ於…

1922年(大正11年)東京帝國大學理學部力學(物理科、化學科)

[1] 螺旋ばねニ500瓦ノ錘ヲカケテ静止サセタトコロ、少シ伸ビテ長サガ25糎ニナツタ。尚500瓦ノ錘ヲ加ヘテ静止サセタトコロ、長サガ30糎ニナツタ、コレヲ尚2糎引下ゲテ放ツトキニドンナ運動ヲスルカ。[2] ハ滑ナ鉛直ナ壁、ハ滑ナ水平ナ床、ハ一樣ナ眞直ナ棒、…