1917-04-02 1917年(大正6年)東京帝國大學理科大學(化學科)和文英譯 電氣分解爐は既にアルミニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム等の金屬を其んお溶融鹽より製造し得るに至らしめたり。此處理法に適すべき普通金屬の大多數に就きては既に試驗せられたるに相違なきも此種の新方法の尚ほ多く創案せらるべき餘地あり。而して此の手段によりて供給せらるべきアルカリ金屬及びアルカリ土金屬の用途が大に開拓せらるべきこと疑を容れず。