[2] 中心 なる定円に於て定点 を過る弦 を引くとき三角形 の面積の極大値及び極小値如何.
2019.04.04記
最大、最小ではなく極大、極小を求めることに注意。
[解答]
円をとし()とする。()とおくと、 である。
直線の式をとおくと、は2次方程式の2解である。
よってとなる。
円をとし()とする。()とおくと、 である。
直線の式をとおくと、は2次方程式の2解である。
よってとなる。
とおくと、であるから、
となるのはである(後者はのときのみ)
よって、
のとき、三角形の面積は定数により、極大、極小はない。
のとき、極大はのときので極小はのときの
のとき、極大はのときの、極小はのときの及びのときの
のとき、極大はのときの、極小はのときの
となる。なお、のとき、の定義域は、となり、定義域の端点で最小値0をとるが、一般には極大極小は定義域の内点で考えるので、極小ではない。