[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1922年(大正11年)東京帝國大學理學部物理科-數學(全3問)

[1] (1+a)^2 ニ於テ a ヲ省略スルトキ誤差ガ \dfrac{1}{1000} ヨリモ大ナラザル爲メニハ,a ハ如何ナル限界ノ下ニアルコトヲ要スルカ.

[2] 半徑 r ナル圓ヨリ扇形ヲ截リ取リ殘餘ヲ以テ成ルベク大ナル體積ヲ有スル直圓錐ヲ作ラントス,截リ取ルベキ角ノ大サ及ビ直圓錐ノ高サヲ索メヨ.

[3] 同一直角坐標軸ヲ用ヰテ方程式y=x-\dfrac{x^2}{2}y=\log(1+x) ニテ表ハサレタル曲線ヲ畫キ且此二ツノ曲線ト x=2 ナル直線ニテ圍マレタル面積ヲ索メヨ.

この年から、理學部物理科と理學部化学科の入試問題が共通となった(化学科は物理科から數學を除いた科目)ため、數學及び力學は數學、力學と科目が分かれることとなった。

1922年(大正11年)東京帝國大學理學部物理科-數學[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1922年(大正11年)東京帝國大學理學部物理科-數學[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1922年(大正11年)東京帝國大學理學部物理科-數學[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR