[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1962年(昭和37年)東京大学-数学(理科)

2020.11.23記

[1] 2次方程式 x^2-2x\log_ab+\log_ba=0 が実根\alpha\beta をもち,0\lt \alpha\lt 1\lt \beta となるものとする.このとき ab1 の大きさの順序はどのようになるか.ただし ab はいずれも 1 と異なる正の数とする.

[2] \triangle{\rm ABC} において \angle A=90^{\circ}\rm AB=AC=2 とする.点 {\rm B}{\rm C} から直線 {\rm BC} に関して {\rm A} と同じ側に辺 \rm BC に垂直な半直線 {\rm BX}{\rm CY} を引く.半直線 {\rm BX},辺 {\rm AB}{\rm BC}{\rm CA},半直線 {\rm CY} の上にそれぞれ点 {\rm P}{\rm Q}{\rm R}{\rm S}{\rm T} をとり,
 {\rm PQ} \parallel {\rm BC} \dfrac{\cos \angle {\rm BQP}}{\cos\angle{\rm AQR}}=\sqrt{2}\angle \rm BRQ=\angle CRS \dfrac{\cos \angle {\rm CST}}{\cos\angle{\rm ASR}}=\sqrt{2}
となるようにする.

{\rm BP}=x{\rm CT}=y とするとき,xyとの間にはどのような関係式を成り立つか.

[3] 図で,g は水平面に対する傾き \tan\alpha\dfrac{1}{2} であるような定直線とし, \rm OA\rm AB\rm A で(ちょうつがいで) 連結された長さの等しい棒で, その端 \rm Og 上の定点に固定され, \rm OAg を含む鉛直面内で自由に回転し, 他の端 \rm Bg 上を動くことができるようになっている.

このとき,折れ線 \rm OAB の重心 \rm G\rm OA\rm AB の中点を結ぶ線分の中点)が最低になるのは,\rm OA の水平面となす傾き \tan\theta がいくらになるときか.

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[4] 無限級数 \dfrac{r}{1-r^2}+\dfrac{r^2}{1-r^4}+\dfrac{r^4}{1-r^8}+\cdots\cdots+\dfrac{r^{2^{n-1}}}{1-r^{2^n}}+\cdots\cdots の和を求めよ.ただし |r|\neq 1 とする.

[5] 1 つの頂点から出る 3 辺の長さが xyz であるような直方体において,xyz の和が 6,全表面積が 18 であるとき,

(i) x のとりうる値の範囲を求めよ.

(ii) このような直方体の体積の最大値を求めよ.

[6] 曲線 y=6\sin\dfrac{x}{6} の上で x=2\pi,x=6\pi なる点をそれぞれ \rm P,Q とし,点 \rm P,Q における曲線の接線の交点を \rm R とする.このとき

(i) \rm R の座標を求めよ.

(ii) 線分 \rm PR,QR と上の曲線とで囲まれる図形の面積を求めよ.

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