2024.02.12記
(C)
を考える.ただし,と定める.このとき,次の問に答えよ.
(1) , に対し, を求めよ.
(2) すべての に対し,条件(C)を満たす が存在し,しかもただ一つであることを示せ.
(3) 正整数 に対し, 次の多項式
を次の条件が成立するように定める.
このとき, 個の整数,,…,がそれぞれただ一つ存在して と表されることを示せ.
[2] 正整数を与える.各正整数に対して,関数,のグラフと軸で囲まれる図形をとする.
(1) を 軸のまわりに回転させてできる回転体の体積を とするとき,極限値 を求めよ.
(2) を 軸のまわりに回転させてできる回転体の体積を とするとき,極限値 を求めよ.
[3] 背番号からまでを順に付けた人が,何も置かれていないテーブルに向かっている.最初人は各自3枚のコインを持っている.それを背番号順に必ず 枚または 枚テーブルの上に置いてゆく.ただし,手もとに 枚以上のコインがあるときに 枚だけコインを置く確率を とし, は人によらず一定とする.
背番号 の人が置き終わったところ(一巡目が終わったところ)で,再び背番号 の人から順に手もとに残ったコインをテーブルに置いてゆく.
(1) 一巡目が終わったとき,テーブルの上に 枚のコインが置かれている確率 を求めよ.また,その を最大にする の値と,そのときの の値を求めよ.
(2) 一巡目を終えるとき,背番号 の人が,テーブル上に 枚目のコインを置く確率 を求めよ.また,その を最大にする の値を求めよ.
(3) 二巡目が終わったときのテーブルの上のコインの数の期待値を求めよ.
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