[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1923年(大正12年)東京帝國大學理學部化學(物理科、化學科)

[1] 次ノ場合ニ如何ナル變化ガ起ルカヲ記シ其變化ヲ方程式ニテ示シ生成物ノ名ヲ列記セヨ。

(イ) 黄燐ヲ苛性ソウダノ水溶液ト熱スル時。

(ロ) 硫酸銅沃化カリウムトヲ水溶液ニ於テ作用セシムル。

(ハ) 硝酸銀ノ水溶液ニシアン化カリウムノ水溶液ヲ加ヘ行フ時。

[2] 食鹽ヨリ苛性ソウダヲ製スル工業的方法ヲ記セ。

[3] 酒石酸、フタル酸竝ビニ其等ノ異性體ニ就キ知ル所ヲ記セ。

[4] 1000\mbox{cc}中に鹽化バリウム3.4グラムヲ含ム水溶液ノ沸點ハ100.208℃ナリ。水溶液ノ分子沸点上昇ヲ0.52トシ
\mbox{Ba}=137.5\mbox{Cl}=35.5トシテ鹽化バリウムノ電離度ヲ算出セヨ。

[4] 0.725