[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1993年(平成5年)岡山大学-数学[x]

2020.04.10記

実数 x に対して [x]x より大きくない最大の整数を表すものとする。例えば [3]=3\left[\dfrac{4}{3}\right]=1 である。また、数列 a_{1}a_{2}\ldotsa_na_n=\left[\dfrac{2^n}{3}\right] で定める。 a_n4 で割った余りを求めよ.

2020.04.10記
何かメモが見つかったので文理、問題番号は不明。いつか調べる。

a_{n+2}=\left[\dfrac{4\times 2^n}{3}\right]=2^n+a_n であるから、a_{n+2}4 で割った余りは、a_n4 で割った余りに等しい。

a_1=0,\,a_2=1,\, a_3=3 であるから、

n=1 のとき 0
n が3以上の奇数のとき 2
n が偶数のとき 1