2022.02.10記
[3] 放物線 と円 との共有点の個数は の変化に応じてどのように変わるか.ただし とする.
2022.02.10記
文系の範囲で解くこともできるが,その場合, と交点の個数が1対1に対応しないのでちょっと面倒。
単位円なので素直にパラメータ表示すると解と交点の個数が1対1に対応する。 が1箇所単独で登場しているので、定数分離をするのが吉。
[解答]
円上の点を ,() とおくと
,
つまり
をみたす の個数を考えれば良い.
であり, であるから, なる が 第2象限と第3象限に1つずつ存在する。それを()とおくと,増減表は
円上の点を ,() とおくと
,
つまり
をみたす の個数を考えれば良い.
であり, であるから, なる が 第2象限と第3象限に1つずつ存在する。それを()とおくと,増減表は
となるので,
のとき 個
のとき 個
のとき 個
のとき 個
のとき 個
のとき 個
のとき 個
となる.
文系の範囲で解いておこう.本問はうまく定数分離ができる。
[解答]
と円 との共有点の 座標は
をみたす.
と円 との共有点の 座標は
をみたす.
ここで に対しては共有点が1つ, に対しては共有点が2つ対応していることに注意する.
の解を と (定数関数)の交点として考える。
いま の軸 は をみたすので, の頂点は の範囲にあるので, の増減表は
となるので,
のとき 個
のとき 個
のとき 個
のとき 個
のとき 個
のとき 個
のとき 個
となる.