[2] 平面上に を準線,点 を焦点とする放物線がある.この放物線上の点 を中心として,準線に接する円 を描き,接点を とする. とし,円 と 軸との交点のうち と異なるものを とする.扇形 (中心角の小さい方)の面積を ,三角形 の面積を とするとき, としたときの極限値 を求めよ.
[3] 虚部が正の複素数の全体を とする.すなわち,とする.以下 を に属する複素数とする. を正の実数とし, とおく.
(1) もまた に属することを示せ.
(2) と書き,以下 に対して
,,,,
とおく.このとき, のすべての元 に対して
が成立するような の値を求めよ.
[4] の整数部分のけた数と,1の位の数字を求めよ.ただし, を用いてよい.
[5] とする. のグラフの の部分と 軸とで囲まれた図形を 軸のまわりに回転させてできる立体の体積 は で与えられることを示し,この値を求めよ.
[6] 3個の赤玉と 個の白玉を無作為に環状に並べるものとする.このとき白玉が連続して 個以上並んだ箇所が現れない確率を求めよ.ただし とする.
1989年(昭和64年)東京大学-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
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2021.06.11記
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