2023.08.16記
[2] 平面上の,原点 とは異なる2点 ,に対し,,,とおく.2点 , の座標 ,,, が有理数であるとき次の 条件はたがいに同値であることを証明せよ.
(i) は有理数である.
(ii) は有理数である.
(iii) は有理数である.
[3] 平面上に,不等式で表される つの領域
,,
をとる.いま任意の点 に対し, を中心として ,, のどれか
少くとも つに含まれる円を考える.このような円の半径の最大値は点 によって定まるから,これを で表すことにする.
(i) 点 が から を除いた部分を動くとき, の動く範囲を求めよ.
(ii) 点 が平面全体を動くとき, の動く範囲を求めよ.
[4] 正方形 の頂点 ,,, がそれぞれ 平面上の点 ,,, の位置にあるとき,点 の位置にある正方形 内の点をとする.ただし, とする.
正方形 が上の位置から出発し,第一象限内において 軸上をその正の向きに滑らずにころがって行くとき,点 が動いてできる曲線を とする.3直線,,と曲線 とで囲まれる図形を, 軸のまわりに1回転してできる立体を考え,その体積を で表す.
をの式で表せ. が の範囲を動くとき, が最小となる の値および の最小値を求めよ.
[5](新課程), と書く.行列 と実数 に対し
という関係が成り立つとき,,,, を の式で表せ.
また が実数全体を動くとき,関係で定まる点 が動いてできる図形を求め,これを図示せよ.
[5](旧課程),,,, を正の数とする.図のように円に内接する 角形 で, に対し角 の大きさが となるものが存在するためには,
,,,,,
が同時に成り立つことが必要かつ十分であることを証明せよ.
[6](新課程)座標の定められた空間において,直線 は 点 , を通り,直線 は 点 , を通る.
(i) を含み に平行な平面の方程式を の形に表せ.
(ii) 点 を通り , の両方と交わる直線を とする. と の交点および と の交点を求めよ.
[6](旧課程) を正の定数とし, の範囲で関数 を考える.
(i) の最大値,最小値を求めよ.
(ii) の値の変化に応じて, のグラフの変曲点の個数はどのように変化するか.また,この個数の変化に応じて, のグラフの凹凸はどのように変化するか.
1977年(昭和52年)東京大学-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1977年(昭和52年)東京大学-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1977年(昭和52年)東京大学-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1977年(昭和52年)東京大学-数学(理科)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1977年(昭和52年)東京大学-数学(理科)新課程[5] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1977年(昭和52年)東京大学-数学(理科)旧課程[5] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1977年(昭和52年)東京大学-数学(理科)新課程[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1977年(昭和52年)東京大学-数学(理科)旧課程[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR