2024.01.07記
[2] 整数からなる数列 を漸化式
,,(,,…)
によって定める.
(1) が偶数となることと, が の倍数となることは同値であることを示せ.
(2) が の倍数となるための条件を(1)と同様の形式で求めよ.
[3] 平面内に次の二つの集合 , を考える.
,
, 上にない 点 , に対し, , を , と交らない線分又は折れ線で結ぶときの経路の長さの最小値を で表す.
点, に対し となる点 の軌跡を 平面上に図示せよ.
[4] を 以上の自然数とし (,は実数)の形の 次関数について積分 を考える. を最小にするような が唯一組存在することを示し,そのような と の最小値を求めよ.
[5] と を 個ならべた列 をある人が繰返し書き写すとする.ただし,この列を で表し,これの第1回の写しを で表すとき,第2回目に書き写すときは を書き写す.の写しを とするとき,第3回目には を書き写す.以下同様に続ける.
この人が を に写しまちがえる確率は ()であり, を に写しまちがえる確率は ()であるが,それ以外の写しまちがいはないものとする.第 回目の写し が に一致する確率を とするとき,極限値 を求めよ.
[6] 時刻 における座標が , で表される 平面上の点 の運動を考える.
(1) の速さ,すなわち速度ベクトル の大きさ,の最大値と最小値を求めよ.
(2) が の範囲を動く間に が 回以上通過する点が唯一つ存在することを示し,その点を通過する各々の時刻での速度ベクトルを求め図示せよ.
1993年(平成5年)東京大学前期-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1993年(平成5年)東京大学前期-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1993年(平成5年)東京大学前期-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1993年(平成5年)東京大学前期-数学(理科)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1993年(平成5年)東京大学前期-数学(理科)[5] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1993年(平成5年)東京大学前期-数学(理科)[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR