[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

2018年(平成30年)東京大学-数学(文科)[3]

2020.09.30記


2018年(平成30年)東京大学-数学(理科)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
に誘導をつけたもの.

2021.01.27記

[解答]
y=f(x)y=b のグラフの交点を考える.

y=f(x) の増減表は

x -a a
f'(x) + 0 - 0 +
f(x) \nearrow 2a^3 \searrow -2a^3 \nearrow

である.

(1) 増減表から (0\lt) a\leqq 1

(2) (1)のとき 1 より大きな解は高々1つだから a\gt 1 が必要で,このとき求める条件は f(a)\lt b\lt f(1) となり,-2a^3\lt b\lt 1-3a^2a\gt 1) となる.

(図示略)