2022.03.14記
[解答]
, とする.
とおき, と および との交点を , とおくと, に注意して
,
が成立する.よって
となる.ここで, と が異なる2点で交わる の範囲は ,つまり となる 範囲と同値であるから, の増減表から が正となる範囲内で最大値を求めれば良い(だから普通に増減表を書いて最大値を求めて,それが正の値であれば良い).
により となるのは のとき,つまり
のときであり,
() とおくと となり,左辺が単調増加となることから に限る.つまり となり, はこの前後で符号を正から負に変える.
よって の増減表は, となる を ()とすると
負 | 最大 | ||||||||
と2点で交わる | × | × | × | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
のようになるので, と2点で交わる範囲内で は のときに最大値をとり,その最大値は , により
となる.