2024.01.14記
[2] ,,, を正の数とする.不等式
を同時に満たす正の数 , があるとき, 次方程式 は の範囲に異なる つの実数解をもつことを示せ.
[3] 空間内の点 を中心とする一辺の長さが の立方体の頂点を ,,…,とする.また, を中心とする半径 の球面を とする.
(1) 上のすべての点から ,,…, のうち少なくとも1点が見えるための必要十分条件を とで表せ.
(2) 上のすべての点から ,,…, のうち少なくとも 点が見えるための必要十分条件を とで表せ.
ただし, 上の点 から が見えるとは, が の外側にあり,線分 と との共有点が のみであることとする.
[4] つのサイコロを続けて投げて,それによって (,,…)を以下のように定める.
出た目の数を順に ,,… とするとき, を満たすすべての整数 に対し ならば それ以外のとき とおく.ただし, とする.
(1) の期待値を とするとき,を求めよ.
(2) ,,…, のうち に等しいものの個数の期待値を とするとき, を求めよ.
[5] 空間内の円柱 , を側面とする容器に,水面が と一致するように の部分に水がはいっている. に対して定義された連続な関数 で
,
をみたすものを考える. 平面内の不等式
,
で表される領域を 軸のまわりに 回転してできる回転体を毎秒 の速さで下に動かすと, 秒後には水面が に上昇するという.
に対し, であるとき,関数 を決定せよ.
[6] , を正の数とし, 平面において,だ円 と領域 を考える.
(1) が に含まれるような点 の範囲を求め, 平面上に図示せよ.
(2) 点 が(1)で求めた範囲を動くとき,だ円 の面積の最大値を求めよ.
1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[5] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1996年(平成8年)東京大学前期-数学(理科)[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR