2019.02.26記
[1] 次の定積分を求めよ.
2019.02.26記
が登場するので、とりあえずと置換してひたすら頑張れ。というのが通常の解法だがちょっと時間がかかる。
展開した4項についての原始関数はすぐにわかるので、残り2項についてだけ工夫する、というように困難を分割する問題。
3項目に関しては、
河合塾は、
代々木ゼミナールは部分積分での積分に帰着、
駿台は3項目の分子のをと変形しての積分との積分に分ける、
東進は全部と置換、
というそれぞれの工夫があった。4項目はどの予備校も、としている。4項目の原始関数にはが登場するので当然であるが、
と変形して部分積分をするのが一番工夫した解法になる。2019年2月27日現在では、まだ見ていないけど。
もちろん、試験時間内でここまで工夫を考えるよりも、エイヤと積分してしまった方が速い。
後出しジャンケンの結果、
[解答]
と変形すると、を覚えている人には簡潔な解法となる。そして、被積分関数の原始関数が
であることもわかる。
項をどう纏めるかの巧拙が計算時間に影響する怖い問題。