1943-01-07 1943年(昭和18年)東京帝國大學工學部-數學[2] [2] ガ實數ナルトキガ負ナラザル爲ニハノ極大値ト,極小値トノ積ガ負ナラザルコトヲ要スルコトヲ證明セヨ。但シハ實數ニシテトスル。2020.03.31記 任意の実数 について が非負である条件は、 2次方程式 の判別式を とおくと、 により、 である。が微分可能な極値となる必要条件はだから、極値となる点において が成立する。 の極大、極小が でとるとき、 は 、つまり の2解であるから、 が成立する。極大値と極小値の積は であるから、 なる必要十分条件は極大値と極小値の積が非負であることである。