2024.01.07記
2020.09.26記
[解答]
まず実数係数の2次方程式 の2解の実部がともに負となるような条件を考える.
まず実数係数の2次方程式 の2解の実部がともに負となるような条件を考える.
(a) 2解が実数のとき,和が負,積が正,判別式が非負
(b) 2解が虚数のとき,和が負,積は(共役複素数の積だから)正,判別式が負
であるから,必要十分条件は である.
(i) のとき,1次方程式 の解について考える.
のとき解なしで, のときは だから
(ii) のとき,2次方程式 の解について考えると,
かつ が (ii) の必要十分条件.
両辺に を掛けて整理すると
かつ が (ii) の必要十分条件.
ここで 上の点 における接線が であることに注意すると
が成立するので, となる.
よって かつ が (ii) の必要十分条件.
(i)(ii) より求める必要十分条件は
かつ
となる.