2023.08.09記
[2] 平面上の三角形 において,頂点 を通り辺 , に垂直な直線をそれぞれ , とする. の に関する対称点を , の に関する対称点を とする.ベクトル,,, の間に ,(は正の整数), が成り立つとき,,,および を求めよ.ただし はベクトル の長さをあらわす.また とする.
[3] を実数の定数,, とするとき, に関する方程式 の相異なる実根の個数を求めよ.
[4] たがいに外接する定円 , が共通接線 の同じ側にあるとする.
図(省略)のように
,, に接する円を ,
,, に接する円を ,
,, に接する円を
とする.
このとき円 の半径を として,
極限値 を,
円 の半径 と円 の半径 とを用いてあらわせ.
[5] は で 回微分可能なある関数で, がどのような一次関数であっても,
おけば,
(1)
および
(2)
が成り立つ.
このとき, を求めよ.
[6] 図の長方形 はある国境の町をあらわし,各線分は道路をあらわす.図の地点 ,,, には外国への通路が開かれている.いま,ある犯人が から外国に向って逃走しようとしているが,この犯人は ()以外の各交差点( を含む)において,確率 ずつで真東または北東に通路をえらぶ.この犯人を捕えるために 人の警官を()のうちの適当な 地点に配置しようとする.どの 点に配置すれば,犯人を捕える確率 が最大となるか.また,そのときの の最大値を小数第 位まで求めよ.ただし,犯人は警官に出会わないで国境の地点に達すれば,無事に逃げおおせるものとする.
1972年(昭和47年)東京大学-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1972年(昭和47年)東京大学-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1972年(昭和47年)東京大学-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1972年(昭和47年)東京大学-数学(理科)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1972年(昭和47年)東京大学-数学(理科)[5] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1972年(昭和47年)東京大学-数学(理科)[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR