2022.02.19記
[6] を より大きい正の整数とする.曲線 (i)上で, 座標が ,, である点をそれぞれ とし, をとおり 軸に平行な軸をもつ放物線(ii)をえがく.曲線(i)および放物線(ii)の, の間にある部分の囲む面積を , の間にある部分の囲む面積を とするとき, となるためには, はどのような数でなければならないか.
2022.02.19記
3点を通る2次(以下)の関数を求める方法は沢山あるが,そのうちの2点を通る直線の式を持ち出して考えてみよう.
この考え方を Newton の補間公式という.
[解答]
を通る2次関数は
とかけるので,これが を通ることから
とかける.
を通る2次関数は
とかけるので,これが を通ることから
とかける.
とおき,
とおくと,
で であるから,
で , で ,
が成り立つ.よって となるには,
となれば良く,実際に積分すると
という条件が得られ,
となる. のときは左辺は0以下となるので不適であるから、 で確認すれば良い.
のとき,両辺が で等しくなり適する。
のとき, より不適。
以上から である.
の変形はマニアックすぎたか。普通に または の増減表を書いてもよい。