2024.02.07記
[3] (1) は を満たす角とする.
となる を で表し,そのグラフを 平面上に図示せよ.
となる を で表し,そのグラフを 平面上に図示せよ.
(2) は を満たす角とする. を満たす角 ,,,… を
で定める. を 以上の整数として, となる の個数を で表せ.
本問のテーマ
テント写像(パイこね変換)
2020.08.11記
テント写像(パイこね変換)
パイこね変換 - 球面倶楽部 零八式 mark II
, とおくと, はテント写像 を用いて と表現される.
とおくと,
となるので,個のジグザグした折れ線になる.このジグザグと横軸の交点の数は個.
1983年(昭和58年)北海道大学-数学(理系)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2002年(平成14年)東京大学後期-数学[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2024.02.08記
[解答]
(1) のとき
,
から
(1) のとき
,
から
のとき
,
から
のとき
,
から
のとき
,
から
となるので,求めるグラフは「」の形をしている(図示略).
(2) (1)のグラフを と表すことにすると
が成立する.
は からまでの片道を「」の2往復,つまり4倍の道程に変換するので, は からまでの片道を 倍の道程に変換する.
よって となる の個数は 個となる.