2023.11.22記
(2) 正の整数 に対し,
とおく.極限 を求めよ.
[2] 黒玉3個,赤玉4個,白玉5個が入っている袋から玉を1個ずつ取り出し,取り出した玉を順に横一列に12個すべて並べる.ただし,袋から個々の玉が取り出される確率は等しいものとする.
(1) どの赤玉も隣り合わない確率 を求めよ.
(2) どの赤玉も隣り合わないとき,どの黒玉も隣り合わない条件付き確率 を求めよ.
[3] を実数とし,座標平面上の点 を中心とする半径1の円の周を とする.
(1) が,不等式 の表す領域に含まれるような の範囲を求めよ.
(2) は(1)で求めた範囲にあるとする. のうち かつ を満たす部分を とする. 上の点 に対し,点 での の接線が放物線 によって切り取られてできる線分の長さを とする. となる 上の相異なる2点 , が存在するような の範囲を求めよ.
[4] 座標空間内の4点 ,,, を考える.
(1) ,, を満たす点 の座標を求めよ.
(2) 点 から直線 に垂線を下ろし,その垂線と直線 の交点を とする. を と を用いて表せ.
(3) 点 を により定め, を中心とする半径 の球面 を考える. が三角形 と共有点を持つような の範囲を求めよ.ただし,三角形 は3点 ,, を含む平面内にあり,周とその内部からなるものとする.
[5] 整式 を考える.
(1) を実数を係数とする整式とし, を で割った余りを とおく. を で割った余りと を で割った余りが等しいことを示せ.
(2) , を実数とし,と おく. を で割った余りを とおき, を で割った余りを とおく. が に等しくなるような , の組をすべて求めよ.
[6] を原点とする座標空間において,不等式 ,, の表す立方体を考える.その立方体の表面のうち, を満たす部分を とする.以下,座標空間内の2点 , が一致するとき,線分 は点 を表すものとし,その長さを と定める.
(1) 座標空間内の点 が次の条件(i),(ii)をともに満たすとき,点 が動きうる範囲 の体積を求めよ.
(i)
(ii) 線分 と は,共有点を持たないか,点 のみを共有点に持つ.
(2) 座標空間内の点 と点 が次の条件(iii),(iv),(v)をすべて満たすとき,点 が動きうる範囲 の体積を求めよ.必要ならば, を満たす実数 を用いてよい.
(iii)
(iv) 線分 と は共有点を持たない.
(v) 線分 と は,共有点を持たないか,点 のみを共有点に持つ.
2023年(令和5年)東京大学-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2023年(令和5年)東京大学-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2023年(令和5年)東京大学-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
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