2023.08.09記
(1) が自然数の全体を動くとき, の取る値を全部求めよ.
(2) あらゆる自然数 に対して, が成りたつことを証明せよ.
(3) が自然数の全体を動くとき, の取る値を全部求めよ.
[2] 長さ の線分が,その両端を放物線 の上にのせて動く.この線分の中点 が 軸にもっとも近い場合の の座標を求めよ.ただし とする.
[3] 下の図は線分 の投影図で,その各部の寸法は図に記入してある通りである.
この線分の上端 を通り, となす角が ,平画面に対する傾きが であるような直線の,平画面上の跡を とする.点 の平面図 を原点とし, を 軸, を 軸として,点 の座標を求めよ.
[4] 二つの関数 , が次の性質 (1),(2),(3),(4) を持つものとする.
(1) , は において微分可能.
(2) .
(3) 原点において, および のグラフに引いた接線はたがいに直交する.
(4) 実数 ,, を適当に取ると,
,
が成りたつ.
このとき, の値を求めよ.
[5] 原点 に中心をもつ半径 の固定された円板を とする.半径 の円板 を,その中心 が点 に重なるように置くとき,点 に重なる の周上の点を とする. を, の周囲に沿って滑らないようにころがして, が 軸の正の方向となす角が になったときの, の位置の座標を とする.
が から まで動くとして,次の問に答えよ.
(1) と とを の関数として表わせ.
(2) の最大値を求めよ.
(3) の描く曲線の弧の長さを求めよ.
[6] あるスポーツにおいて,, 二チームが試合をして,さきに三回勝った方を優勝とする.一回の試合で が勝つ確率を , が勝つ確率を (,,)とする.このとき, が優勝する確率を , が優勝する確率を とし,また,優勝チームがきまるまでの試合数を として,次の問に答えよ.
(1) のとき, と とはどちらが大きいか.
(2) を最大にする の値を求めよ.
(3) の期待値を最大にする の値およびそのときの の期待値を求めよ.
1974年(昭和49年)東京大学-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1974年(昭和49年)東京大学-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1974年(昭和49年)東京大学-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
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1974年(昭和49年)東京大学-数学(理科)[5] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1974年(昭和49年)東京大学-数学(理科)[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR