2023.08.18記
[2] 二つの放物線 ……(1),
……(2) は,
それらの交点の一つ で,接線が互いに直交しているものとする.このとき,放物線(2)は,, の値に無関係な一定の点 を通ることを証明し, の座標を求めよ.
……(2) は,
それらの交点の一つ で,接線が互いに直交しているものとする.このとき,放物線(2)は,, の値に無関係な一定の点 を通ることを証明し, の座標を求めよ.
2023.08.18記
の頂点以外における法線と軸の交点の 座標は,頂点の 座標に を足したものであることが簡単な計算からわかる.
[うまい解答]
, とおくと放物線(1)は となる.
, とおくと放物線(1)は となる.
の における接線の傾きは だから,この点における放物線(2) の接線の傾きは となるので,放物線(2)の軸は となり,頂点の 座標は となる.
よって放物線(2)は
となり,必ず を通る,つまり を通る.
[解答]
2つの放物線の交点の 座標を とおくと,接線が直交することから
,
つまり
が成立する.これと交点に関する条件
から,うまく が消去できて
となり,放物線(2)は
となる.よって放物線(2)は必ず を通る.
2つの放物線の交点の 座標を とおくと,接線が直交することから
,
つまり
が成立する.これと交点に関する条件
から,うまく が消去できて
となり,放物線(2)は
となる.よって放物線(2)は必ず を通る.