1999-01-24 1999年(平成11年)東京大学後期-数学[3] 2021.01.13記 と の交点を , から へ測った角度を , とするとき,四角形は を 中心に 回転し, 倍拡大したものとなる.回転拡大は複素数を用いると簡明である. 複素平面で に対応する複素数をそれぞれ とおく.また に対応する複素数は である.(1) ,, だから, となるので, (2) ()とおくと, が成立するので, は を原点中心に 回転し, 倍拡大したものとなる.よって, が成立することと, かつ (は整数)となることは同値. により, である.(3) 求める条件は または だから, となり, となる.(i) のとき, である. このとき, に対応する複素数 が をみたすことに注意すると, は の辺 上にある. により, (i) のとき, である. このとき, に対応する複素数 が をみたすことに注意すると, は の辺 上にある. により,