2024.02.18記
(1) ,,…… に対し の第 次導関数は,数列 , を用いて
と表されることを示し,,に関する漸化式を求めよ.
(2) とおく. を用いて , の一般項を求めよ.
[2] となるどのような複素数 に対しても とは表されない複素数 全体の集合を とする.すなわち,
とする.このとき, に属する複素数 で絶対値 が最大になるような の値を求めよ.
[3] 関数 を とする.ただし, は自然対数の底である.
(1) ならば であることを示せ.
(2) を正の数とするとき,数列 (,,…)を, によって定める. であれば, であることを示せ.
[4] 以上 以下の奇数 で, が で割り切れるものをすべて求めよ.
[5] を1以上の整数とする.数字 ,,……, が書かれたカードを1枚ずつ,計 枚用意し,甲,乙のふたりが次の手順でゲームを行う.
(i) 甲が 枚カードをひく.そのカードに書かれた数を とする.ひいたカードはもとに戻す.
(ii) 甲はもう 回カードをひくかどうかを選択する.ひいた場合は,そのカードに書かれた数を とする.ひいたカードはもとに戻す.ひかなかった場合は, とする. の場合は乙の勝ちとし,ゲームは終了する.
(iii) の場合は,乙が 枚カードをひく.そのカードに書かれた数を とする.ひいたカードはもとに戻す. の場合は乙の勝ちとし,ゲームは終了する.
(iv) の場合は,乙はもう 回カードをひく.そのカードに書かれた数を とする. の場合は乙の勝ちとし,それ以外の場合は甲の勝ちとする.
(ii)の段階で,甲にとってどちらの選択が有利であるかを, の値に応じて考える.以下の問いに答えよ.
(1) 甲が 回目にカードをひかないことにしたとき,甲の勝つ確率を を用いて表せ.
(2) 甲が 回目にカードをひくことにしたとき,甲の勝つ確率を を用いて表せ.
ただし,各カードがひかれる確率は等しいものとする.
[6] を正の実数とする. 空間において
,
,
をみたす点全体からなる立体の体積を求めよ.
2005年(平成17年)東京大学前期-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2005年(平成17年)東京大学前期-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2005年(平成17年)東京大学前期-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2005年(平成17年)東京大学前期-数学(理科)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2005年(平成17年)東京大学前期-数学(理科)[5] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
2005年(平成17年)東京大学前期-数学(理科)[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR