[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1948年(昭和23年)東京大学工学部-数学

2020.04.03記

2時間30分
[1] 直交軸  xy に關して  y^2=\lambda^2(1-x) で表わされる曲線の上の,原点に最も近い点は,  \lambda 0 から増して行くとき,どのような圖形を描くか.

[2] 與えられた半圓に内接し,その直徑に平行な軸を持つ楕圓のうちで,面積が最大なものの離心率を求めよ.

[3] 次の積分値を求めよ.
 I=\displaystyle\int_{-a}^{a}\dfrac{|x^3|dx}{\sqrt{a^2-x^2}(\sqrt{2}a-x)} 但し  a\gt 0 とする.

[4] 方程式  x^3+3x^2-9=0 は唯一の實根を有することを證明し,且つその値を小數第二位迄求めよ(第三位を四捨五入のこと).

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ちなみに、この年の「工学部-作文」のテーマは「夢」