2020.10.26記
【解析I】
[1] 任意の実数 に対して,不等式
がつねに成り立つために定数 の満足するべき条件を求めよ.
[2] 二つの二次方程式
,
が少くとも一つの実根を共有するとき, の値を求めよ.ただし, とする.
[3] 図のように長方形 の中にたがいに外接する二円 があって,円 は と に接し,円 は と に接する.
このとき二円の面積の和を円 の半径 の函数 と考えてそのグラフをえがきその函数の最大値と最小値を求めよ.
ただし とする.
注意. のグラフをえがくのには,右図のような座標軸を答案用紙に写しとって用いよ.
[図が2 つ]
【解析II】
[1] 次の函数のグラフをえがけ.
(i) ,ただし とする.
(ii)
[2] 直交座標に関し,四点 ,,, を頂点とする正方形がある.,, となるように二点 , をとるとき, と正方形 との共通部分の面積の最大値を求めよ.
[3] 右の図のようにとった直交軸に関し,直線 より上,曲線 より下,直線 より左にある平面の部分の面積を求め,それを の函数と考えてそのグラフをえがけ.
[図]
【幾何】
[1] 任意の三角形ABC の外側に,, をそれぞれ一辺とする平行四辺形 , を任意に作り,直線 , の交点を とする.
次に の辺 を一辺として平行四辺形 を , となるように作れば
▱▱▱
となることを証明せよ.
[図]
[2] 定直線 とこれに接する定円 とがある.この円の任意の直径の両端を通り定直線 に接する円の中心の軌跡を求めよ.またその図をえがけ.
[3] 空間にある正三角形を一つの平面上に正射影したとき,三辺の長さがそれぞれ であるような三角形がえられた.もとの正三角形の一辺の長さはいくらか.
【一般数学】
[1] ある人が 円を預金しその後一年目ごとに 円ずつ引き出すとする.利息は年 % の利率で,一年ごとの複利で計算するとすれば,何回引き出したときにはじめて残りが 円未満となるか.ただし , とする.
[2] 右の図のような投影図をもち,平面で囲まれた立体の体積を求めよ.ただし四角形ABCD は長方形である.
[3] 個の数字 のどれかをとる変数 と がある. とし,これらを四捨五入して得られる整数をそれぞれ とする. と との差の絶対値が より小さくなる確率を求めよ.
ただし と は互いに独立で,どの数字をとる確率もすべて等しいとする.
1955年(昭和30年)東京大学-数学(解析I)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(解析I)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(解析I)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(解析II)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(解析II)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(解析II)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(幾何)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(幾何)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(幾何)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(一般数学)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(一般数学)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1955年(昭和30年)東京大学-数学(一般数学)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR