[1] とする. 平面上の二曲線 が第1象限に なる交点 をもつような の範囲を求めよ.
[2] に対して次の二つの放物線を考える.
(1) の両方に接するような直線がつねに 本存在することを示せ.
(2) (1)で定まる四つの接点が作る四角形の面積 の最小値を求めよ.
[3] 虚部が正の複素数の全体を とする.
すなわち,とする.以下 を に属する複素数とする. を正の実数とし, とおく.
(1) もまた に属することを示せ.
(2) と書き,以下 に対して
,,,,
とおく.このとき,各 に対して
が成り立つような によらない実数 がとれることを示せ.
[4] 半径 の円 のまわりに一辺の長さ の正三角形 を円 と同一平面内で次の二条件を満たしながら可能な限り移動させる.
(i) は円 の内部と共有点を持たず,円 の周とただ一点を共有する.
(ii) ベクトル ,,
はそれぞれ一定に保たれる.
このとき, の通過し得る範囲を図示して,その面積 を求めよ.さらに, の面積を とするとき, としたときの極限値 を求めよ.
1989年(昭和64年)東京大学-数学(文科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1989年(昭和64年)東京大学-数学(文科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1989年(昭和64年)東京大学-数学(文科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1989年(昭和64年)東京大学-数学(文科)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR