[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1991年(平成3年)東京大学前期-数学(文科)

2024.01.05記

[1] 関数 f(x)=x^3-2x^2-3x+4 の,区間 -\dfrac{7}{4}\leqq x\leqq 3 での最大値と最小値を求めよ.

[2] xyz 空間の点 \mbox{P}(2,0,1) と,yz 平面上の曲線 z=y^2 を考える.点 \mbox{Q} がこの曲線上を動くとき,直線 \mbox{PQ}xy 平面と出会う点 \mbox{R} のえがく図形を F とする.
xy 平面上で F を図示せよ.

[3] 二辺の長さが 1a の長方形の頂点 \mbox{A}\mbox{B}\mbox{C}\mbox{D} および対角線の共有点 \mbox{E} を中心として,半径 r の円を 5 つえがく.どの 2 つの円の内部も共通部分をもたないようにして半径 r を最大にするとき,5 つの円が長方形から切りとる面積を S(a) とする.aの関数 \dfrac{S(a)}{a} のグラフの概形をえがけ.

[4] 正四角錐 V に対し,その底面上に中心をもち,そのすべての辺と接する球がある.底面の一辺の長さを a とするとき,次の量を求めよ.

(1) V の高さ

(2) 球と錐 V との共通部分の体積

ただし,正四角錐とは,正方形を底面とし,その各辺を底辺とする 4 つの合同な二等辺三角形と底面とで囲まれる図形とする.


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