2019.02.26記
[5] 以下の問いに答えよ.
(1) を1以上の整数とする. についての方程式 は,ただ一つの実数解 をもつことを示せ.
(2) (1)で定まる に対し, を示せ.
(3) (1)で定まる数列 に対し,
を求めよ.
2019.02.26記
[解答]
(1) では ,
では ,
では
である.
(1) では ,
では ,
では
である.
のとき は単調増加, は単調減少で において大小関係が逆転していることからただ一つの実数解をもつ.
(2) により、 である.
(3) から から,はさみうちの原理により となる.また
となる.
これらから
は微分係数の定義により とおいたときの に収束するので,計算すると
となる.