2023.08.12記
を考え,
これを
[2] 時刻 に原点を出発し,
平面上で次の条件(i),(ii) に従っていろいろに運動する動点
がある.
(i) における
の速度を表わすベクトルの成分は
である.
(ii) において,
は何回か(
回以上有限回)直角に左折するが,そのときを除けば
は一定の速さ
で直進する.(ただし,左折するのに要する時間は
とする)
このとき,時刻 において
が到達する点を
として,
の存在しうる範囲を図示せよ.
[3] であるような
のおのおのの値に対して,
の関数
を考える.
(i) 区間 において
の最小値を与える
の値
は
に関係して定まる数である.
が
から
に向って動くとき,点
はどのように動くかを図示せよ.
(ii) において
の最小値を与える
の値を
とする.
が
から
に向かって動くとき,点
はどのように動くかを図示せよ.
[4](新課程)点 は
平面上の円
(
)の上を動く動点である.このとき点
の点
に関する対称点を
とし,また点
を原点
のまわりに正の向きに
だけ回転した点を
とする.点
が円
の上を動くときの線分
の長さの最小値
と最大値
とを求めよ.また
が
となるような
の値を求めよ.
[4](旧課程) 平面上に3つの円
,
,
があって,それぞれ
,
,
で表わされる.
この平面上の点 から円
,
,
に接線がひけるとき,
からそれらの接点までの距離をそれぞれ
,
,
とする.このとき
となる点 の全体が作る曲線を図示し,その長さを求めよ.
[5](新課程) 軸を軸とする半径
の円柱の側面で,
平面より上(
軸の正の方向)にあり,平面
より下(
軸の負の方向)にある部分を
とする.
の面積を求めよ.
[5](旧課程)点 は
平面の原点
を時刻
に出発して,
軸上を正の向きに動く.時刻
において
,
,
,
で囲まれた図形の面積を とする.
が点
を通過するときの
の変化率
は
に等しいという.このとき
を
の式で表わせ.ただし
の座標は時刻
の微分可能な関数とする.
[6](新課程),
とかく.
実数 ,
に対し
とおく.
いま (
,
は実数)の形に表わされる行列全体からなる集合を
とし,
から
を除いた集合を
とする.
(i) に属する任意の2つの行列の積は
に属することを示せ.
(ii) に属する任意の行列が逆行列をもつとき,点
はどのような範囲にあるか.これを図示せよ.
[6](旧課程),
,
,
を実数として
とおく.
(i) 方程式 が4個の相異なる実根をもつとき,実数
に対して,方程式
の実根の個数を求めよ.
(ii) つの方程式
,
が
個の相異なる実根を共有するとき,曲線
は
軸に平行なある直線に関して対称であることを示せ.
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)[1] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)[3] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)[4]新課程 - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)[4]旧課程 - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)[5]新課程 - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)[5]旧課程 - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)[6]新課程 - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1976年(昭和51年)東京大学-数学(理科)旧課程[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR