[2] 自然数 に対して定まる関数 について,以下の問いに答えよ.
(1) 任意の実数 に対して が成り立つことを示せ.
(2) 区間 において は相異なる2つの解を持つことを示せ.
(3) 区間 における方程式 のすべての解の和を とおくとき,極限 を求めよ.
2020.03.13記
[解答]
(1) より
が言える。
(2) でこの範囲で単調減少だから、この範囲に解は唯一。
でこの範囲で単調増加であるから、この範囲に解は唯一。
よって題意は言える。
(3) のグラフは について対称だから、の解の平均値 は 1/2 となる.
ちなみに, の周期はであり、1周期あたり の解の個数は個だから、 の解の個数は個。