[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年(平成29年)京都大学-数学(文系)[5]

2025.05.06記 [5] を2以上の自然数とする.さいころを 回振り,出た目の最大値 と最小値 の差 を とする.(1) である確率を求めよ.(2) である確率を求めよ.2025.05.10記 出た目の最大値が である確率というのは大昔の京大に出たと思うので,そのうち参照で…

2017年(平成29年)京都大学-数学(文系)[4]

2025.05.06記 [4] , を自然数, , を , を満たす実数とする.このとき,次の問に答えよ.(1) 次の条件(A) を満たす , の組 のうち, であるものをすべて求めよ.(2) 条件(A)を満たす , の組 で, であるものは存在しないことを示せ.2025.05.09記 2017…

2017年(平成29年)京都大学-数学(文系)[3]

2025.05.06記 [3] 座標空間において原点 と点 を通る直線を とし,点 と点 を通る直線を とする. 上の2点 , と, 上の点 を が正三角形となるようにとる.このとき, の面積が最小となるような ,, の座標を求めよ.2025.05.09記 [解答] の中点を とする…

2017年(平成29年)京都大学-数学(文系)[2]

2025.05.06記 [2] 次の問に答えよ.ただし, であることは用いてよい.(1) 桁以下の自然数で, 以外の素因数を持たないものの個数を求めよ.(2) 桁の自然数で, と 以外の素因数を持たないものの個数を求めよ.本問のテーマ 商による誤差の伝播を利用した評…

2017年(平成29年)京都大学-数学(文系)[1]

2025.05.06記 [1] 曲線 を とする.直線 は の接線であり,点 を通るものとする.また, の傾きは負であるとする.このとき, と で囲まれた部分の面積 を求めよ.2025.05.08記 [解答] , の方程式を とおき,接点を とすると解と係数の関係により と は で…

2017年(平成29年)京都大学-数学(文系)

2025.05.06記 [1] 曲線 を とする.直線 は の接線であり,点 を通るものとする.また, の傾きは負であるとする.このとき, と で囲まれた部分の面積 を求めよ.[2] 次の問に答えよ.ただし, であることは用いてよい.(1) 桁以下の自然数で, 以外の素因…

2017年(平成29年)京都大学-数学(理系)[6]

2025.05.06記 [6] を自然数とする. 個の箱すべてに, ,,,, の 種類のカードがそれぞれ1枚ずつ計5枚入っている.各々の箱から1枚ずつカードを取り出し,取り出した順に左から並べて 桁の数 を作る.このとき, が3で割り切れる確率を求めよ.本問のテー…

2017年(平成29年)京都大学-数学(理系)[5]

2025.05.06記 [5] とする. の範囲で曲線 ,直線 ,直線 によって囲まれた部分の面積を とする.このとき, の最小値を求めよ. (ここで「囲まれた部分」とは,上の曲線または直線のうち2つ以上で囲まれた部分を意味するものとする.)本問のテーマ はみだ…

2017年(平成29年)京都大学-数学(理系)[4]

2025.05.06記 [4] は鋭角三角形であり, であるとする.また の外接円の半径は であるとする.(1) の内心を とするとき, を求めよ.(2) の内接円の半径 の取りうる値の範囲を求めよ.2025.05.08記 [解答] (1) であるから で ある.(2) の外心を とするとき…

2017年(平成29年)京都大学-数学(理系)[3]

2025.05.06記 [3] , を自然数, , を , を満たす実数とする.このとき を満たす , の組 をすべて求めよ.2025.05.08記 を加法定理でばらばらにする際, か が登場するのでこれらが とならないように場合分けをする.ここでは が かどうかで場合分けする…

2017年(平成29年)京都大学-数学(理系)[2]

2025.05.06記 [2] 四面体 を考える.点 ,,,,, は,それぞれ辺 ,,,,, 上にあり,頂点ではないとする.このとき,次の問に答えよ.(1) と が平行ならば であることを示せ.(2) ,,,,, が正八面体の頂点となっているとき,これらの点は の各辺の…

2017年(平成29年)京都大学-数学(理系)[1]

2025.05.06記 [1] を でない複素数,, を を満たす実数とする.(1) 実数 は を満たす定数とする. が絶対値 の複素数全体を動くとき, 平面上の点 の軌跡を求めよ.(2) 実数 は を満たす定数とする. が偏角 の複素数全体を動くとき, 平面上の点 の軌跡を…

2017年(平成29年)京都大学-数学(理系)

2025.05.06記 [1] を でない複素数,, を を満たす実数とする.(1) 実数 は を満たす定数とする. が絶対値 の複素数全体を動くとき, 平面上の点 の軌跡を求めよ.(2) 実数 は を満たす定数とする. が偏角 の複素数全体を動くとき, 平面上の点 の軌跡を…