2020.03.29記
と置換すると
により、
である。
を部分分数分解する。
とおくと
に
を代入することにより
,
,
となり、
,
,
となる。
よって では
( は積分定数)となり、
となる。よって
2020.08.20記
結局、 を計算すれば良い.
先ほどのように部分分数分解するか、 と置換して
を導いて
を計算しても良い.まぁ、これが一番簡単.
本問よりも、ガンマ関数の相反公式を示す方が難しい気もするが、次のように解くことも可能である.
(大人の解法)
と置換すると
により
だから,
を計算すれば良い.
と置換すると,
であり,
であるから,
一般に,の置換で
が成立することがわかる.
最後の はガンマ関数の相反公式と呼ばれ,ガンマ関数の無限乗積を使って証明するのが普通であるが,
は複素積分を利用しても得られる.
原点を中心として ,
を通る扇形の経路で積分する.
とおくと、経路における積分は
となり, として
となる.この経路内には特異点が1つだけあり、それは である.留数計算により
となる.
よって となる.