2025.11.22記
[1](i) 次の事項のうち正しいものには「正しい」と,誤れるもにはこれを正して右側の空欄に記せ.但し假説はすべて成り立つものとする.
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(ii) 次表の数を小さいものから順に取り,各数の下にその順位番号を記せ.但し は常用対数を示す.
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| 順位 |
[2] 次の一次方程式で表わされる五直線の囲む凸五角形の頂点のうち,第一象限内にあるもの及び第三象限内にあるものの座標を求めよ.
【解析I】
[3] 方程式 を解け.
[4] のすべての正数値に対して
なるために実数 の取るべき値の範囲を求める問題に,或る人Aは次に掲げる解法を示した.
の代りに
を取り,同様の問題を解きAの解法と比較して次の問に答えよ.
(i) Aの論証の不十分な点を挙げ,これを補つて完全にせよ.
(ii) の場合の
の取るべき値の範囲はどうであるか.
(Aの解) を変形して
先ず が十分大きな値を取れば上式の括弧内は正となるから
を要する.即ち
次に括弧内が正なるためには,その最小値( のときの値)も正でなければならぬ.従つて
即ち
然るに なる故,求める
の範囲は不等式
で與えられる.
【解析II】
[3] 底辺を除く他の三辺の長さが何れも なる梯形のうち,面積最大なものを求めよ.
[4] 海面上に浮ぶ小舟を岸壁の頂上からロープで引き寄せる.小舟の速さを ,ロープの引かれる速さを
,ロープの海面とのなす角を
とすれば,
の水平方向の成分が
であるから
であると論ずれば誤である.
と
との但しい関係はどうであるか,また上述の論法でどこが誤つているかを分り易く説明せよ.
【幾何】
[3] 重心,外心,内心の何れか二つが相重(あいかさ)なるような三角形はどんな三角形であるか.理由を附して説明せよ.
[4] 次の問(i)に於ては空白の箇所を適当に補つて定理を結論し,(ii)に於ては推論の誤れる箇所を指摘してそのわけを(i)の定理を用いて明かにせよ.
(i) 三角形 の外接円の弧
上の一点
から三辺
,
,
に下した垂線の足を夫々
,
,
とする.
,
は何れも直角であるから,四点
,
,
,
は同一円周上にあり,従つて
同様に四点 ,
,
,
は同一円周上にあり,従つて
然るに四点 ,
,
,
は同一円周上にあるから
は
の補角である.また
,
は何れも直角であるから
は
の補角である.
∴
∴
依つて弧 上の一点
から三角形
の
(ii) 任意の三角形 に於て
の二等分線が三角形
の外接円と交わる点を
とし,
から
,
に下した垂線の足を夫々
,
とすれば
,
∴ ,
,
従つて
1949年(昭和24年)京都大学(新制)-数学(解析I) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1949年(昭和24年)京都大学(新制)-数学(解析II) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1949年(昭和24年)京都大学(新制)-数学(幾何) - [別館]球面倶楽部零八式markIISR