[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1957年(昭和32年)京都大学-数学(解析I)[2]

2025.12.17.17:20:17記

[2] a,b,c,d,e,f をいずれも 0 から 9 までの数字とする.六けたの整数 abcdef を適当に定めて,その二倍が cdefab となるようにせよ.ここに abcdef は,通常の十進法による記法であって,整数
10^5a+10^4b+10^3c +10^2d+10e+f
を表わすとし,cdefab についても同様で あるとする.

2025.12.17.18:17:48記
とりあえず,\dfrac{1}{7} を思い出して abcdef=142857285714428571 は答になることがわかります.
ともかく abcdef で分けてみましょう.

[解答]
ab で表される2桁の自然数Acdef で表される4桁の自然数B とおくと
abcdef=10000A+Bcdefab=100B+A
であるから,100B+A=20000A+2B,つまり 98B=19999A となり,7 で割って 14B=2857A が成立する.ここで 142857 は互いに素であるから A=14KB=2857KK は整数)と書くことができる.ここで A は2桁の自然数B は4桁の自然数であるから K=1,2,3 として求める6桁の自然数
142857285714428571
となる.